僕の生きる道

ドラマ

作品情報

脚本

  • 橋部敦子

演出

  • 星護
  • 佐藤祐市
  • 三宅喜重

出演者

  • 草彅剛
  • 矢田亜希子
  • 大杉漣
  • 小日向文世
  • 谷原章介
  • 綾瀬はるか
  • 市原隼人
  • 森下愛子
  • 鳥羽潤
  • 菊池均也
  • 浅野和之

参考

ウィキペディア

見どころ

主人公草彅剛とヒロイン矢田亜希子と生徒達とその他関わる人達が、主人公の変化していく姿を見て変わったりまた主人公自身が変わらせられたりする命と人生と愛情を感じるストーリーです。


いきなりスキルス性胃がんで余命1年と宣告された主人公の高校教師の秀雄が宣告直後はやけになりながらも、素晴らしい医師や恋人や教え子達と出会う事で心を入れ替えて残された僅かな人生をそれまでで最も輝いていたり濃いと言える時間を過ごす事ができたのでその残された人生を描いた全てのシーンが見どころです。


この作品の見所は、中村先生が生徒達に示すあきらめない意志でしょう。
なぜなら、命の期限を宣告された彼が最初に始めたのが、すべてを先送りしないことだったからです。
そして、限られた時間を悔いなく生きる彼の姿勢は、目の前の受験や勉強ばかりに追われた教え子たちにとって人生全体を見据えた新たな指針となります。

評価

この作品は草彅剛演じる主人公が大して生きる意味も感じずに高校教師として、ただなんとなく生きていたがある日に病気が発覚。余命があるという中でなんとなく接してきた生徒達と向き合ったりする中で人としていい意味で変化をしてきて人生が楽しくなったり、それを見ていた同僚に恋心を抱かれ、恋心を抱き、人に愛情を持ち、持たれる中で生きる意味や人生の素晴らしさに気づき、最後まで誰かのために変わろうとするその姿勢に感動させられる作品になっています。


主人公の秀雄はそれほど年が違わないので20代後半で末期のガンで余命1年と告げられているシーンにはズシリと心に重く響きましたしもし自分が秀雄の立場だったらただただ絶望するだけでとてもではないけど秀雄のような生き方はできないと思いました。秀雄の余命を知っていた上で結婚をしたみどりには大好きな人とめでたく結婚できても2年、3年先の2人の未来が無い確率が高いと言うのはどのような心境だったのだろうと想像するだけでも胸が詰まる思いでした。


この作品では、中村先生以外にもう一人注目して欲しい先生がいます。それは、主治医である金田医師です。
「死」という重いテーマをひょうひょうと語る彼の姿は、それが決して特別ではなく誰にでも起こりえる日常の問題であることを教えてくれます。
そして、中村が迷うたびに提示される彼の言葉には、彼自身もその「死」と向き合い戦ってきた人物であることが分かる特有の強さと重さがありました。

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